第13章 2度目の初めまして
『っ〜〜!』
だが、はしゃぎ過ぎたは痛みの表情を浮かべる
光「まだ跳ねたりしたらダメよ」
雅臣「頭を打ってるからね」
『……そう…ですか…。もうこんな時間ですね』
巻かれた包帯達を見つめ、少しだけ悲しそうに微笑む
『皆さんお見舞いありがとうございました』
そう言って頭を下げるは何処か掴みどころがなく、帰ってくれと言いたげだ
ドアを閉める直前見えた顔は悲しげで寂しげで儚かった
『……っ…いた…ぃ』
全員が出てった後、小さく漏らした言葉は静かな病室に消える
『けど……。っ……』
ヨタヨタとベッドから降りたはゆっくりと歩き出すが
『っ……あっ…』
ガッシャーンと点滴の管に躓き転倒してしまった