• テキストサイズ

好きになってはいけない相手

第12章 真実


side

『あれ…いつの間にこんな所に…』

雨も酷くなってきた為、雨宿りする為に歩いていたら寂れた教会に居た

『……雨が止むまで居させてください』

私は礼拝堂に手を合わせてお願いして、埃の付いた長椅子に座る

『ステンドグラス…綺麗だな…』

絵麻さん泣いてた
私は泣かせてしまった
本当なら守らなきゃいけなかったのに
けど養子の事は隠し通せることじゃない
書類も見つかって、どうしたら良かった?
偽造だよって笑えば良かった?
けど──…

『家族ごっこは疲れたの…っ!』

ごっこという言い方にハッとする
ダメだ、こんな言い方
/ 490ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp