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好きになってはいけない相手
第9章 昴の誕生日
不安、戸惑い、恐怖
琉生「ちゃん…大丈夫だよ」
僕はそう言ってちゃんを抱きしめる
僕はちゃんを守りたい
『琉生さん…ふふ、ありがとうございます』
ちゃんはお礼を言うと僕の胸に顔を埋めた
『けど…暴かないで下さい』
静かに何かを言うと、トンッと優しく僕を突き放すちゃん
琉生「ちゃ『何か食べたいものありますか?琉生さん』…オムレツが食べたいな」
ちゃんに深追いしようとしたけど、その瞳はそれを許してくれなかった
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