第9章 昴の誕生日
戸惑い?違う…僕と同じ感じ…
ジュリなら知ってるのかな?
琉生「僕がしたいんだ」
『…お気持ちだけ貰いますね』
やんわりと断られた
ちぃちゃんみたいに年相応の可愛さじゃなく無理して大人になっているちゃん
君が抱えているものは何?
きっと聞いても大丈夫、何も無いって答えるんだろうね
琉生「ちゃん」
『はい?』
適当に結ばれた綺麗な髪の毛
『ご飯すぐに作りますからね』
冷蔵庫の中を見ているちゃんを、また抱きしめる
琉生「僕はちゃんを…」
『琉生さん…?』
ちぃちゃんと同じ色の瞳だけど影がある瞳が揺れ動く