第9章 昴の誕生日
No side
朝──
チュンチュンと鳥のさえずりで目が覚めたは近くの時計で時間を確認するといつもより少し早い起床だった
『んん…』
ボーッとした頭で自身のベッドを見るとまだ眠っている祈織と昴
『(早いけど着替えてリビングに行こうかな…)』
スペアキーがある為書き置きを残して行く事にした
【おはようございます。先にリビングに行ってます。鍵はポストに入れて置いてください。より】
それをテーブルの上に置くと制服に着替えて部屋を出て行った
『(淡白過ぎたかな?でもなぁ…)』
悶々と考えながらリビングに入るとまだ誰も起きてきてなかった