第9章 昴の誕生日
祈織 side
無理やりに泊まったの部屋は綺麗で何処か殺風景で、けれど何が何処にあるのか直ぐに分かるように整理整頓されていた
観葉植物や、テレビに勉強机、普通の小さな机の上にはマリモ
後は小物入れの様な物とゲーム機
そして、アロマを炊いているのか落ち着くいい香りだけど…これはアロマじゃなくてのシャンプーの香りと柔軟剤の香りだと分かる
祈織「無防備過ぎない?」
眠ってるに小さく問い掛けるが夢の中なのか小さな寝息が聞こえてくるだけ
しかも僕達に寝顔を見られたくないのか僕達の方に顔を見せず逆方向で眠っている