第9章 昴の誕生日
『(…なるほど…昴さんが嫌がる理由が分かっちゃったよ…私もしっかりしなきゃ!)』
長い髪をドライヤーで乾かしたは静かに覗くと仲良くくっ付いてる2人の姿に小さな笑みが浮かぶ
『やっぱり綺麗な顔立ちだ…』
睫毛も長く綺麗な顔立ちに少しだけ羨ましいと思ってしまう
『ふぁぁ…私もやる事やったら寝ようかな』
テーブルランプを付けて予習をして、ソファに寝転がる
規則正しい寝息が聞こえて来てもそれに合わせるように夢の中へ入って行った
『すぅ…すぅ…』
小さな寝息が聞こえ祈織は薄目を開けると無防備に眠っている姿が目に入る