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好きになってはいけない相手

第9章 昴の誕生日


昴「わっ、悪ぃ!」

祈織「その格好は…ちょっと…」

『?…あっ!すっすみません!すぐに上着羽織ります!』

慌てたはツルッと足を滑らせてしまい、2人の上に乗りかかる格好になってしまった

祈織「!」

昴「っ…!」

『すみません…お怪我とか無いですか…!』

フワリと香るシャンプーの香り
甘く優しい匂い

昴「いっ良いから退いてくれ!」

『すみません!』

バッと昴と祈織の上から退く

祈織「怪我とかはしてないから安心してね」

『すみません…』

ダボッとした上着を羽織り、シュンッとした顔で謝る
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