第2章 新しい家族
要「へぇ?ならオレもって呼んでもいいかな?」
『え?あっはい』
グラグラと視界がボヤける
『それじゃあ失礼しますね』
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割り振れられた4階の部屋にズルズルと壁に身体を預けながら歩く
エレベーターの浮遊感でさらに気持ち悪くなってきた…
『ベッドに行かなきゃ…』
部屋に入った途端座り込んだ身体は言う事を聞いてはくれない
『あ…ヤバい…』
感じた事のある身体の怠さと重さ
それに耐えきれずにその場に倒れ込んだ
どうかお姉ちゃんにはバレませんように…
それだけを思いながら