第7章 絶対領域ってなんですか?
光「分かってるわよ」
少し茶目っ気で言われた光はクスリと笑う
そうは朝比奈家全員をコンプリートしていたのだが、気付かぬのは本人ばかり
光「…ちゃんはまだ時間あるの?」
『この通りお客様がいませんので』
そう閉店まじかになると客足が途絶え始める
光「あら、じゃあ今日はちゃん独り占めね」
『へ?』
光「いつも話したくてもお客さんに取られちゃってたから」
少し拗ねた様子の光にはクスリと笑う
『同席しても良いですか?お姉さん』
いたずらっ子の様な笑顔で言うに光もどうぞと笑う