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【暗殺教室】強くてニューゲーム!?

第3章 episode1 始業の時間


3年E組。
通称エンドのE組

 本校舎とはかけ離れた山奥の自然豊かな旧校舎で、
成績が悪かったり、素行不良の生徒を集め。
本校舎にこうならないようにと見せしめにする。
いわば、落ちこぼれのクラスである。
 もっとも、私雪見杏鈴は、この進学校『椚ヶ丘中学』では一番活気があり楽しいクラスだと思っている。
 とは言っても、初期の頃はすごいこの世の終わり。みたいな空気なのだが・・・・・・。

 教室に入ると、渚くんと茅野ちゃんが既に来ていた。
「おはよう。」
「あ、おはよう杏鈴さん」
「(お、お姉ちゃん!? いや、そんな筈は・・・・・・)おはよう。」
茅野ちゃんが驚いた表情をしている。
それもそうだろう。
何故なら私は彼女の姉にそっくりなのだから、
しかし残念ながら彼女の姉は既に故人である。
「はじめまして、雪見杏鈴です。あんりって呼んでくれてもいいよ。」
「私は茅野カエデ。よろしくねあんり」
「うん。よろしく」
(これが、演技かぁ。流石天才小役だねぇ。)

 それから続々と3-Eのクラスメートたちが入ってくる。
自己紹介したり、打ち解けてきた頃。
「はじめまして、私が月をやった犯人です。」
担任待ちをしていた私たちの前に現れたのは
殺せんせー。
あ、まだこの時は名前がないからアレだけど、
防衛省と一緒にやってきたその超生物による1年の暗殺教室が始まりを告げた。
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