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【暗殺教室】強くてニューゲーム!?

第2章 episode0 転生の時間


「あー平気平気。雪見さん俺より強いし。」
「おいこら、ちょっと待て。」
人質を取ってる身であろうに、可哀そうなことに震えている。
「赤羽くん助けてあげようよ。」
「冗談だよ。でも、ソイツくらいどうにかなりそうじゃね?」
コノヤロー完全に舐めてやがる。
「それは・・・・・・」
渚くんもそこで黙らないで!
(ふっふっふ、いいだろう。ガキ共。オタクの記憶力と行動力を舐めるなよ)

 私は以前漫画と動画で見た。
本来は対暴漢用対策術をお見舞いした。
「!?」
驚く程見事に決まったので、逆にこちらがびっくりしてしまう。
「ほーらね。だから言ったじゃーん。」
「す、凄いよ。雪見さん。」
 言ったとおりでしょ?
と自慢げな表情の業くんにイラっとしたので、いや可愛い。
可愛いんだよ最推しだし。
けどな、自分にされると腹立つわー。
大人げないけど。

今の勢いで殴り掛かるも、
「おっと」
当然のようにかわされ、
「ですよねー」
「危ないなー。ホントに危なかったら助けてあげるって」
上から目線かい。
「いいよー。渚くんに助けてもらうからー」
「え!? 僕!?」
渚くんは驚いて、無理だよ。とか言ってるんだけど、
私が見逃す筈はない。

 人畜無害だと思っている小動物(業くん談
の渚くんに守ってもらうなんて無理だと思ってるから、
この2人のうち業くんしか選択肢はない。
 もちろん自分が強ければ、自分で身を守る。
という選択肢もできるんだろうけど、この頃はまだ一般人だったからね。
「へぇー言うねぇ。」
先日ファーストフード店で渚くんのアサシンの才能に勘づいた業くんとしては、私を助けるうんぬんより効くと思ったんだけど・・・・・・効き過ぎじゃね? 目据わってるよ?

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