• テキストサイズ

【暗殺教室】強くてニューゲーム!?

第11章 episode4 勉強会の時間 1.5時間目


「お疲れー」
「手助けどーも」
満足げな表情の業から労わられ、ホッと一息つく。
「どういたしまして。あれ? もしかして昼、食べてない感じ?」
「アレじゃあね。(お弁当どうしよう。)」
とまだ中身がほとんど手つかずの弁当箱を持って出てきたせいか、そう尋ねられた。
あの中で食べられる程神経図太くないです。

「じゃあさ、飯食いに行こうよ。」
俺もまだだし。との提案に
「でも弁当あるし・・・・・・」
業は勝手に蓋を開けて、中を確認すると
「へぇー美味しそうじゃん。コレ、俺が食べてもいい?」
「ご飯食べに行くんじゃなかったの? 別にいいけど」
そういうと、業はあっという間に弁当を平らげた。
育ち盛りの男の子だもんなぁ。
「ごちそうさま」
「お粗末様でした。」
「じゃあ、行こっか。」
そう言って歩き出す業。

「まだ、食べるの!?」
「全然足りなかったし、あんりもまだじゃん。」
笑いながらファーストフード店まで歩く。
「そういえば、なんで学校に居たの?」
「あれ? 聞かなかった? 浅野くんのこと」
「いや、聞いたけど。理事長が信じるとは思えないじゃん。」
「俺もまさか信じると思ってなかったよ」
肩をすくめてそう応えるけど、業は確信がありそうな感じだ。
電話じゃなくて、まさか実際に来て言ったとは・・・・・・。

ファーストフード店に着くと
「買ってくるけど、何食べる?」
「んーいつものセットかなぁ。」
「おっけー」
業と遊ぶようになってから、よく来ている店だし、
いつもの。で通じるようになった。
2人分の席を確保すると、業を待つ。


/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp