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【暗殺教室】強くてニューゲーム!?

第8章 episode4 カルマの時間 1時間目


 殺先生に続き教室に入ると、異様に静まり返っていた。
それもその筈。
先生のトレードマークでもあるタコ。
それが教壇の上にアイスピックの様なもので突き刺されていたのだから。
犯人は一人しかいない。
「あ、ごっめーん。殺先生と間違えて殺しちゃった。」
語尾に星マークがつきそうなトーンで業が言う。
「捨てとくから持ってきてよ。」
が、今日からは全力で先生のお手入れが始まる。
まずはこのタコのをタコ焼きにして食べさせるところからだ。
「見せてあげましょう業くん。このドリル触手と自衛隊から奪ったミサイルの火力を」
ミサイルの火力って・・・・・・消えてないの?
業も流石にミサイルを持ってこられて驚いている。

あっという間にタコ焼きが出来上がった。
(絶対熱い奴やそれ)
案の定驚いた業の口に入れられた焼き立てのたこ焼きは、すぐに吐き出された。
「業くん先生は手入れをするのです。錆びてしまった暗殺者の刃を。今日一日本気で殺しに来るがいい。」
言ってることはカッコいいのに、口の中がタコ焼きだらけで、締まらないな。
「その度に先生は君を手入れする。」
「っく」
「放課後までに君の心と体をピカピカに磨いてあげよう。」
触手をうねらせながら、先生はそう宣言した。
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