第8章 episode4 カルマの時間 1時間目
(いつの間に盗ってきたの!?)
アニメ通りだけどタイミングがわからない・・・・・・
まさかイチゴオレ飲んでる時からとは言わないでしょ・・・・・・あ、教室戻るときに職員室に寄ってたなぁ。
あの時? いや溶けるでしょ!!
今? テスト始まってからじゃ、ドア開ける音で気づかれるよね。
皆が着替えてる間かなぁ? ってことにしとこう。
「あんりも食べる?」
さっきの態度はなんだったのか、今は普通に話しかけられている。
(杞憂だったかなぁ。)
まぁ、ありがたいけど。
「じゃあ、一口」
(美味しい。)
って、アレ? これって間接キスじゃ・・・・・・業がしてやったりという顔をしている。
「どうしたの?」
「な、なんでも」
これくらいなら、まだ回し飲みとか普通、だよね。
赤くなるなよ。
変に意識しちゃだめだ。
ビッチ先生来たら、発音次第ではキスなんて皆されるし・・・・・・
「ダメですよ! 授業中にそんなもの・・・・・・雪見さんも何食べてるんですか!」
「すいませーん。」
謝ってから慌ててテストを埋める。
(白紙で出すところだった。)
「ん?」
業が手に持っているジェラートを見て殺先生が驚いた。
そりゃそうだよね。
「そ、それは昨日先生がイタリア行って買ったやつ!!」
ジェラートの本場なんだっけ?
『お前のかよ!』
と皆が突っ込んだのは言うまでもない。
私も知ってはいたけど、どうせ食べれなるんだし。と欲望に負けました。