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【暗殺教室】強くてニューゲーム!?

第8章 episode4 カルマの時間 1時間目


「そう、見てて。」
大人の姿に戻り、元の中学生に戻る。
「えっと、私は本来今の大人の姿なの。でも、この薬で今の姿にもなれて・・・・・・えっとだから、あんまり馴れ馴れしくできなくて・・・・・・」
「ふーん。それで?」
「それでって・・・・・・」
なんて言ってほしいんだ。
業は・・・・・・。
「俺にだけ冷たく当たる理由になってないよね」
「冷たくしてる気はないんだけど・・・・・・」
「もう、いいや。自覚ないみたいだし。」
ようやく解放されたは、いいものの
(冷たくした? いつ? そりゃイラっとして喧嘩売ったことは何度もあるけど。)
心当たりがてんでない。

 殺先生や皆が何故かにやけているけど、別にそんなんじゃないからね。
弁解しようにも、逆に怪しまれるだけだしなぁ。
 業の言葉が気になって、小テストに集中できない。
ようやく、席に着いた私たちはこうして小テストを始めている訳だけど、殺先生が壁パンしないでにやにやしながら私と業の方を見ている。
「先生にやにやしすぎだから」
「おや! 失礼。」
言いつつまたにやにやしてる。
当分この誤解は解けそうにない。

「よぉ、業大丈夫か? あの化け物怒らせちまって。」
「どうなっても知らねーぞ」
「また、お家に籠ってた方がいいんじゃなーい?」
寺坂三人衆からの茶々が入る。
 怒った後の出来事のせいで、すっかり殺先生満足そうなんですが、下世話なんだっけ?
(変なこと考えてないといいけど。)

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