真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第9章 鬼兵隊
名無し「ぷはぁっ!!」
総悟「危ねぇとこでしたねィ」
総悟は疲れきったように弱々しく笑った。
上空では鬼兵隊の船は木っ端みじんに吹き飛んでいた。
名無し「うわぁ…」
近藤「名無し、総悟!」
名無し「近藤さん!」
私達は真選組の乗った船に引き上げられた。
土方「大丈夫か!?」
土方さんが慌ててこっちに来た。
名無し「大丈夫です。ちょっと寒いですが」
へへっと笑うと土方さんに抱きしめられた。
土方「ほんとに無事で良かった…」
名無し「土方さんっ?///」
土方さんの声は少し震えていた。
総悟「土方さん、イチャつくのやめてもらって良いですかィ」
総悟は頭にタオルを乗せてバズーカを構える。
どこから持ってきたのよ、それ。
近藤「鬼兵隊は逃してしまったが、お前達が無事だったのは何よりだ」
名無し「近藤さん…………目、腫れてますよ」
近藤「だ、だっでじんばいで〜〜」
総悟「しっかりしてくだせェ…」
船上がドっと笑いに包まれる。
私、やっぱり真選組に入れて良かったな。