真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第9章 鬼兵隊
【また子side】
私達騎兵隊は上手く真選組から逃げ、用意していた別の船にのったッス。
また子「晋助様!大丈夫でしたか!?」
高杉「……………」
晋助様は下を見ていた。
また子「晋助様…何見てるんですか?あ、真選組。上手く逃げたんですね。これでもう追われる事は…」
高杉「…………変な奴だったな」
また子「名無し…の事ですか?」
高杉「……………」
また子「私、先に皆と合流してるッス」
武市「名無しさん、逃してしまったのは惜しいですね。とても可愛いかったのですが…」
また子「晋助様のあんな顔初めて見たッス」
武市「ほう。どんな?」
あんな優しく笑う晋助様、初めて……
何だろ、胸が苦しいッス……
武市「……………さ、皆が待ってますよ」
また子「分かってるッス」