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真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第9章 鬼兵隊


【高杉side】

なのに…ある日先生は幕府に捕縛された。

先生を助けるために同じ門下生だった銀時と桂と攘夷戦争に参加した。

しかし俺と桂が先生を助けようとした際に奈落に捕えられ、銀時が「師か仲間を選べ」と二者択一を迫られた。

銀時は俺の必死の制止の声を払い除けるかのように先生の首をはねた。

俺はただただ怒りのままに銀時のもとへ駆けた。

だがその時見えた銀時の虚ろな目からは涙がこぼれていた。

それを最後に俺の左目は敵に潰された。

それから俺たちは別々の道を歩き始めた。

俺は俺から先生を奪ったこの世界を壊すために――――――





高杉「どうしてアンタが泣く…」
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