真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第9章 鬼兵隊
あれから私は高杉に会っていない。
屯所内でも高杉の話はでないしな。
近藤さん、みんなに話してないのかな?
そんな状況だから私も何も言っていない。
おばちゃん「悪いねぇ、手伝ってもらって」
名無し「いえいえ、私料理作るの好きなんで凄く楽しいですよ!」
今日は久しぶりの非番だから夕飯の手伝いをしている。
おばちゃん「アンタのおかげだねぇ、名無しが来てから屯所は前以上に明るくなったよ」
そんな事言ってもらえるなんて思いもしなかった。
おばちゃん「私も孫が出来た気分だよ」
名無し「私もおばあちゃんができたみたいで嬉しいです」
手伝っていて驚いたのは、この大量の料理をいつもおばちゃんが一人で作っているという事。
おばちゃんは凄いなぁ。
おばちゃん「ふぅ、終わったね。名無しが手伝ってくれたから今日は早く作れたよ」
名無し「良かったです。あ、洗いものしますからおばちゃんは休んで下さい」
おばちゃん「そうかい?ほんとにありがとね。これ置いておくから一服しな」
おばちゃんはお茶の入ったコップを置いて休憩室に戻った。
おばちゃんは作り終えたら夕飯の時間になるまで休憩室で過ごす。
自宅があるみたいだから屯所には住んでいないらしい。
名無し「さぁ早く終わらせよーっと」
お茶を一気に飲み干して食器に向かう。
「よォ」
ふいに後ろから声が聞こえた。