真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第7章 万事屋
名無し「大丈夫ですか!?」
金髪の女の人が倒れている。
??「だ、大丈夫ッス。ほっといてください」
名無し「でもこの怪我…」
女の人は身体中傷だらけ。
ほっとけるわけないじゃん!
名無し「とりあえず、病院行こう!名前は?」
また子「また子ッス。ほんとにいいッス。早く晋助様の所へ戻らないと…」
そう言ってまた子は気を失った。
名無し「大丈夫!?すぐ病院行くからね!」
ザッ―――
??「その必要はねェ」
声のする方を振り返る。
左目に包帯を巻いて煙管を持った男性が立っていた。
??「そいつが世話になったみてーだなァ」
何なの、この人。何か色気が凄いんですけど…
??「お前ェ、真選組か。女がいるとは初耳だなァ」
名無し「あの、あなた誰ですか…?」
??「ほぅ、俺の事をしらねぇのか。教えてやっても良いが、まずは自分が名乗るのが常識ってもんだろ?」
この人いちいち上からでムカつく!!
名無し「真選組の名無し名無しです」
高杉「そうかっかするな。俺ァ鬼兵隊総督の高杉晋助だ」
名無し「高杉!?」
高杉「やっぱり知ってるのか、まぁ真選組にいて知らないはずがねぇよなァ」
近藤さんから攘夷浪士の事を聞いた。
その時特に脅威なのは高杉晋助率いる鬼兵隊だって。
高杉「そういう事だ。真選組に会うのは面倒臭い。今日はこの辺で終わりだ」
名無し「ま、待て!」
すぐに刀を抜こうとしたが高杉に刀の柄で殴られる。
名無し「っ!!」
溝落ちを殴られ動けなくなる。
高杉「悪ぃが今騒がれたら厄介なんでねぇ。こいつもいるしよォ。また今度ゆっくり話でもしようぜ」
高杉はまた子を抱えると闇に消えていった。
名無し「みんなに知らせなきゃ、高杉がこの町にいるって…」