• テキストサイズ

真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第34章 もう一度…もう一度だけ…【最終章】


名無し「あ、土方さん局長になったんですね。聞きました」

土方「めんどくさい仕事が増えただけだ、ろくなことねーよ」

私達が話していると後ろから声をかけられた。

近藤「トシ!なんだなんだガールフレンドか?」

ザキ「とうとう土方局長にも彼女ですか!?」

声で誰かわかったけれど2人は私の顔を見てないから気づいてないらしい。

土方「んなわけねーだろ、ほれ」

土方さんは私を二人の方向に向けた。

名無し「お久しぶりです」

ザキ「名無しっ!?」

近藤「名無しなのかっ!?生きてたのか!」

名無し「はい、何とか」

近藤さんは両目に涙を溜めて抱きつこうとする。

それを土方さんが止めた。

土方「あんたは長官の身でセクハラか?」

近藤「セクハラじゃないからぁ!だってあの時何も言わずにお別れだったから!!

会えでうれじいんだっで~」

ザキ「近藤さん鼻水とか汚いです」

名無し「あの時はご迷惑おかけしました」

近藤「いやいや!いいんだ!それより総悟に会いに行ってやれ。

名無しがいなくなって一番ショックだったのは総悟だからな」

名無し「はい」

ようやく総悟に会えるんだ。

部屋は変わってないと聞いたから懐かしい廊下を足早に歩く。

総悟の部屋の前に立って軽く深呼吸をする。
/ 356ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp