真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第34章 もう一度…もう一度だけ…【最終章】
急に音の高い笛の音が鳴り響いた。
??「おいおい、あかんやろ。その人嫌がってるやん」
逆光で顔は見えないもののその人の服を見て衝撃をうけた。
その人は反抗して襲いかかってくる男をあっという間に全員倒して電話した。
??「あ、俺です。歌舞伎町で絡んでるヤンキー倒したんでちょっとパトカー回してもらってもええですか?
4人おるんで2台くらいで。はい、お願いします」
その声で誰か分かった私は歌舞伎町という単語を聞いて全てを理解した。
??「あの、大丈夫ですか?立てます?」
名無し「秋夜…」
秋夜「え、なんで俺の名前…ちょっと待って!」
秋夜が私の両頬を挟んでじっと見つめてくる。
秋夜「名無し…名無しやろ?なんで?だって名無しって10年前に亡くなったって…でもその表情名無しやん!」
名無し「と、とりあえふはなひて…(と、とりあえずはなして)」
秋夜「あ、悪ぃ悪ぃ」
顔が自由になってすぐに秋夜の服装をじっと見た。
名無し「真選組戻ったんだね」
秋夜「戻ったどころか今や一番隊隊長させてもらってんで」
名無し「そうなの!?大出世じゃん!」
秋夜「まぁな」
秋夜が呼んだパトカーに乗せてもらうと知らない隊士が運転していた。