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真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第34章 もう一度…もう一度だけ…【最終章】


それでも夢が永遠に続くことはない。

必ず朝が来て総悟との別れが来る。

毎朝こんな辛い思いをするならもう夢も見たくない。

今日も目が覚めればふわふわしたベッドの上で…

そこで私は違和感に気づいた。

いつものふわふわしたベッドはなくそのかわりに下にあるのは触り心地がいいとは言えない砂。

名無し「私、なんで外で寝てるの…?」

確かに昨日刀を持ったままベッドで…。

実際に今手元には昨日ミツバさんからもらった総悟の古い刀がある。

手元を見た時に更におかしなことに気がついた。

名無し「私、なんで着物なんて着てるの…?」

いよいよ寝ぼけてるのかと思った時だった。

男「おいおい、ねーちゃんなんでこんな所に座り込んでんだ?」

男「暇なの?暇なら俺たちに付き合ってよ」

男「あら?えらく物騒なもんもってんじゃん」

男「おねーちゃんには似合わないよ、ほら貸しな」

柄の悪い男達に絡まれてしまった。

最悪だ…しかもこの展開どっかで見覚えある。

あぁ、初めて向こうの世界に行った時もこうして絡まれたんだっけ。

懐かしいや。あの時は近くにあった鉄の棒で倒したんだったなぁ。

今日は刀があるからこれで相手しよっか!

そうして刀に手をかけた時だった。

ピーッ―――――――――
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