真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第34章 もう一度…もう一度だけ…【最終章】
家に帰るともう夜も遅くなっていた。
晩御飯を食べる気にならなくて総悟の刀を抱き抱えたままベッドに横になった。
こうしてると何だか総悟がほんとうに隣にいるみたいだよ…。
総悟にもらったネックレスも髪飾りも、向こうで身につけていたものは全てこっちまでは持ってくることが出来なかったらしく、
総悟とのつながりを感じられるものが何も無かったので今はこの刀が一番総悟を感じられるもの。
名無し「総悟…会いたいよ…」
最近涙もろくなったなぁ。
刀を強く抱きしめながら泣いた。
泣き疲れてその日はそのまま寝てしまった。