真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第33章 2度目の夏
【総悟side】
名無しは苦しそうに咳き込んだ後気を失った。
総悟「名無し!?…起きなせぇっ!!」
名無しを揺するもただぐったりとただ揺れているだけ。
銀時「わかってんだろ…もう…」
俺はその言葉の先を聞きたくなくて叫んだ。
総悟「今病院に行けばまだっ…」
土方「総悟!落ち着け…」
なんで今日に限って土方のヤローに一喝されて言葉を失うんでィ…
総悟「んで…またどっか連れてってやるって言ったところじゃないですかィ…なんでっ」
怒りの全てをぶつけるように名無しを揺すると着物の襟に隠れていたネックレスがシャラっと音を立てて出てきた。
それを見ると堪えていた涙が溢れて止まらなくなった。
総悟「前みたいに笑いなせぇっ!笑わなくても前みたいに俺に文句言ってくれィ…毒なんかにやられるお前じゃないだろィ!!……頼みまさァ…」