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真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第33章 2度目の夏


警備を始めてから2時間。

対して怪しい事もなく子供や大人が本を手に取って静かに読んでいる。

名無し「犯人らしき人いませんね」

館長「怪しい動きをする人さえ見えませんものね」

私は館長さんと一緒に警備をしている。

館長さんも普段は裏方の仕事しかしないらしく、ばれないからと言って参加した。

私と館長さんは親子という設定で本を読むふりをしながら周りを見渡す。

館長「少し休憩しましょうか」

館長が立ち上がる。

名無し「えっ、持ち場を離れて良いんですか?」

館長「なんとなくですが、まだ犯人はいないと思います。せっかくなのでお茶をお入れしますよ」

名無し「あ、じゃあ土方さん達にも…」

館長「他の隊士の方には職員に伝えていますから先に行っているはずですよ」

館長さんはにっこりと笑って歩き出す。

館長「ご案内します」

名無し「はい」

私は館長に連れられて職員用の通路から別館へと案内された。
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