真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第33章 2度目の夏
土方「で、何でオメェまで来てんだ。今日見回りだろーが」
総悟「見回りなら他の奴に押し付けて来ましたぜ」
土方「はぁ…そんなに心配か?」
総悟「何のことですかねィ?」
名無し「涼しい〜」
私は二人のことはよそに、図書館に漂う冷気を全身に感じて至福を感じている。
総悟「そもそも心配する必要もないんでさァ」
突然総悟が私の着物の掛け襟の中に隠していたネックレスを出した。
名無し「ちょっと!」
総悟は満足そうにネックレスを土方さんに見せた。
土方「お前ほんとサドだな。まぁ惚れた腫れたもほどほどにしておけよ」
土方さんは呆れたようにため息をついた。
総悟「あっれ〜土方さん妬いてんですかィ?」
土方「ばっか妬いてねぇよ!俺にはマヨ子とたば子がいりゃあ良いんだよ!」
総悟「気持ち悪っ!なんでィ"マヨ子"と"たば子"って!うわ寒ぃ!」
土方「総悟てめぇぇえ!!」
そんな二人の様子を見ながら私はネックレスを再び掛け襟の中にしまった。