真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第31章 真選組のお花見
【総悟side】
五時間前―――――――――
隊士「沖田隊長!名無し、どうしたんですか!?」
名無しを横抱きにした俺に隊士達は何事かというように駆け寄ってきた。
総悟「間違えて酒飲んじまったんでさァ。お茶出してくれィ」
隊士達は慌ててお茶を出す。
名無しを軽く揺すって起こす。
総悟「名無し、お茶入れてもらったんで飲んでくだせぇ。少しは楽になりますぜ」
名無しは何となく起きたように頷いて小さく口を開けた。
名無し「のま…せて…」
あまりにも無防備でうつろな表情が心臓に悪いんでィ///
何とか平然を装って名無しにお茶を飲ませる。
お茶を飲んでスッキリしたのか俺の腕からするっと抜けると力なく座った。
隊士「大丈夫なんですか?」
隊士「ていうか酒の入った名無しってなんかちょっと」
隊士「大人っぽい…///」
総悟「てめぇらそれ以上言ったら斬りまさァ」
隊士「「す、すみませんっっ!!」」
名無しはふらっと俺にもたれるとろれつの回ってない口調でしゃべりだした。
名無し「そうだぞ〜それ以上言ったら斬られるよ〜総悟私のこと大好きだもんねぇ」
隊士「はっ!?」
総悟「はぁっ!?」
思いがけない発言に場が凍りついた。