• テキストサイズ

真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第31章 真選組のお花見


目が覚めると茜色の空が視界一面に広がっていた。

総悟「やっと起きたんですかィ」

茜色の空は総悟の顔で覆われた。

名無し「あれ、ここどこ?」

桜の中にいるものの周りに真選組の姿はない。

それどころかここはみんなのいる所より少し離れてるみたい。

総悟「ここは宴会場からちょっと離れたところでさァ」

たしかに…でもなんでこんなところに?

総悟「起きたなら頭どけてくだせぇ。足が痺れそうなんでさァ」

そう言われてやっとあぐらをかく総悟の膝の上に頭を乗せて寝ていたことに気づいた。

名無し「ごめんっ!」

慌てて起き上がると総悟はスッキリしたように足を伸ばした。

名無し「私何時間くらい寝てたの…?」

総悟「5時間くらいですかねィ」

名無し「5時間!?うっそ…その間ずっと膝枕してくれてたの!?」

総悟は軽く頷いてお酒を飲んだ。

名無し「ごめん…また私間違えてお酒飲んじゃって…」

前にも銀ちゃんのお酒を間違えて飲んでしまって倒れたのに、また同じ失敗を…

総悟「あんなに酒に弱いやつはなかなかいないんでィ。

ま、謝ることはないだろィ。一番の被害者は名無しなんだからねィ」

私が訳分からずきょとんとしていると総悟はお酒を横に置いた。

総悟「やっぱり覚えてないですよねィ」

名無し「私何かしてたの?」

総悟「まぁいわゆる自爆ってやつでさァ」

自爆…?
/ 356ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp