真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第27章 真選組のデート
私達は並んで座って街を眺めている。
名無し「ターミナルがポッキーみたい」
総悟「ポッキーって。他にいい例え無かったんですかィ」
名無し「え、じゃあプリッツとか?」
総悟「あんま変わってないですぜ」
そんな事を言いながら2人で笑っていた。
総悟「この間の返事聞かせてくだせぇ」
返事って告白の…だよね…。
どうしよう…何て言ったら良いんだろ…。
でももう避けないって決めたし…素直に思ってること言ってみよう…。
名無し「私も総悟の事… 好き。総悟が告白してくれた時、声が出なくなるくらい嬉しかった。
けど、秋夜の事考えると私だけこんなに幸せってずるいんじゃないかなって思っちゃって…」
総悟「何でずるいなんて思うんですかィ」
名無し「秋夜は怪我してまで私を守ってくれて…でも私は秋夜に何もしてあげられないままで。
なのに秋夜は真選組辞めちゃって。
私の事「真っ直ぐ」って言ってくれて、それを見て気持ちの整理つけるって大阪帰って。
でもそれって私がいなかったら秋夜はそのまま真選組にいて人を助けるために戦っていたのかもって思うし。
ごめん、上手くまとめられないけどとにかく秋夜の事思うと私だけこんな幸せでいて良いはずないって思っちゃうんだよね」
思っていたことがどんどん言葉になって出ていって、今更ちゃんと伝わったか心配になってきた。