真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第27章 真選組のデート
次の日―――――――――
私と総悟は秋夜が運ばれた病院にやって来た。
総悟「病室、ここですねィ」
ガラッ――――――
静かにドアを開けると個室らしくベッドが一つ、その上に秋夜が寝ていた。
頭に包帯を巻いていて、所々切り傷やかすり傷がある。
名無し「秋夜…」
思わず名前を呼ぶと「んっ…」という息の漏れる音とともに秋夜が目を覚ました。
秋夜「名無し…と沖田さん…?」
名無し「ごめん、起こしちゃったね」
秋夜「いや、うたた寝してただけやから」
秋夜はゆっくりと体を起こした。
総悟「怪我はどうなんでィ」
秋夜「おかげさまで1日寝たらスッキリしましたよ」
名無し「でもその頭の包帯…」
秋夜「あぁ、これな。大した事あれへんよ、ちょっと打っただけ」
ニッと笑う秋夜に少しほっとする。
総悟「あ、近藤さんから電話でさァ。少し出てきまさァ」
総悟はケータイを出しながら病室を出た。