真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第27章 真選組のデート
少し間をあけたあと、秋夜が戸惑ったように口を開いた。
秋夜「もしかしてやねんけど、名無しって沖田さんの事好き…やったりする?」
唐突な質問に飲んでいた水を吹き出しそうになった。
名無し「ごほっ!ごほっ!何でそんなっ…!」
秋夜はそんな私をどこか切なげに見た。
秋夜「いや、仲良く寝てたからそうちゃうかなって…」
ね、寝てたって!!じゃああの時ずっと見てたの!?
名無し「見て…たんだ…」
秋夜「さすがにあれはキツイわ」
私達の間に気まずい空気が流れた。
名無し「ごめん、さすがにあれは良くないよね。いくら何でも仕事場なのに…」
秋夜「そうじゃなくて!俺が名無しのこと…」
ガシャンっ!!―――――――――
秋夜の声を遮るようにガラスの割れる大きな音がお店に響いた。
秋夜「何やっ!?」