• テキストサイズ

真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第25章 真選組の風邪


夜にお粥を作って持って行くと総悟の呼吸は落ち着いていた。

名無し「総悟、お粥食べられる?」

声をかけると総悟はうっすらと目を開いた。

名無し「晩御飯何も食べてないでしょ?何か食べなきゃ」

総悟は小さく頷いてゆっくり起き上がった。

総悟「名無しが作ってくれたんですかィ?」

名無し「うん、熱あるときはお粥がいいと思って」

総悟は嬉しそうに笑うと口を小さく開けた。

名無し「ん?」

総悟「あれ、食べさせてくれるんじゃないんですかィ?」

名無し「えぇっ///」

何でそんな事私が…///

そう思いながらもお粥をすくってふーっと冷ましていると、

手首を掴まれ持っていたお粥は総悟に食べられた。

名無し「まだ冷めてないけど…」

総悟「うまい…俺熱いの平気ですぜ」

総悟はその後数分もたたずに全てのお粥を食べきった。

名無し「これだけ食べられたらもう大丈夫だね」

食器をお膳にのせて総悟を見ると布団を被って震えている。

名無し「寒いの?」

総悟が震えながら頷いた。
/ 356ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp