真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第25章 真選組の風邪
夜にお粥を作って持って行くと総悟の呼吸は落ち着いていた。
名無し「総悟、お粥食べられる?」
声をかけると総悟はうっすらと目を開いた。
名無し「晩御飯何も食べてないでしょ?何か食べなきゃ」
総悟は小さく頷いてゆっくり起き上がった。
総悟「名無しが作ってくれたんですかィ?」
名無し「うん、熱あるときはお粥がいいと思って」
総悟は嬉しそうに笑うと口を小さく開けた。
名無し「ん?」
総悟「あれ、食べさせてくれるんじゃないんですかィ?」
名無し「えぇっ///」
何でそんな事私が…///
そう思いながらもお粥をすくってふーっと冷ましていると、
手首を掴まれ持っていたお粥は総悟に食べられた。
名無し「まだ冷めてないけど…」
総悟「うまい…俺熱いの平気ですぜ」
総悟はその後数分もたたずに全てのお粥を食べきった。
名無し「これだけ食べられたらもう大丈夫だね」
食器をお膳にのせて総悟を見ると布団を被って震えている。
名無し「寒いの?」
総悟が震えながら頷いた。