真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第5章 屯所生活
広い和室に入ると近藤さんと沖田さんはもちろん、
何十人という隊士達が規則正しく並んで座っている。
近藤「こちらが今日から入る名無しだ」
名無し「名無し名無しです。よろしくお願いします」
隊士達がざわつき始める。
隊士「女!?」
隊士「しかも若いし。歳は沖田隊長と変わらなさそうだが」
隊士「女人禁制だろ?何でだ?」
近藤「静かに!!」
それでも隊士達は会話を止めない。
近藤「トシ」
土方「おう」
ズドーンっ!!―――――――――
土方さんが打ったバズーカで隊士達は一斉に静かになった。
近藤「ゴホン。えー名無しは剣術で総悟と互角だっそうだ」
隊士達が信じられないという表情になる。
そんなに沖田さんと互角って凄いんだ…確かに強かったけど。
ていうか、互角じゃなかったと思うんだけど。
近藤「ということだ。了承してくれるか?」
隊士「沖田隊長と互角なら…」
隊士「まぁ可愛いし…?」
土方「普段女と関わることが無いから混乱するだろうが、手を出したりするなよ?
さっき言った通りだからまずお前達は勝てないし、何より総悟が気に入ってるみたいだから」
『総悟が気に入ってる』という単語に隊士達はより反応した。
気に入ってるって、私沖田さんのおもちゃか何かにされるのかな…?
何か不安だらけです…。