真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第5章 屯所生活
あの後すぐに"自分の"部屋に戻った。
最悪だぁ、初日から何やらかしてんの私は!
まだ心臓がバクバク鳴ってる。
土方「名無し、入っていいか?」
名無し「は、はぃぃ!?」
思わず声が裏返ってしまった。
土方「どうした?変な声出して」
名無し「なんでも無いです!」
土方「そうか。これ、隊服。サイズ違ったら言ってくれ」
名無し「ありがとうございます」
土方「着替えたら出てきてくれ」
名無し「はい」
隊服のサイズは測ったかのように丁度だった。
土方さん達の隊服と違ってスカートになっている。
しかも膝上だから短い!恥ずかしなぁ…
でもスカートの中は短いタイツが繋がっている。
これなら動いても大丈夫だね。
名無し「着れました。ていうか、女人禁制なのに何で女性用の隊服があるんですか」
廊下に出ると土方さんは座って煙草を吸っていた。
土方「前に隊士達がふざけて作ったやつだ。こんなところで役に立つとは思わなかったが…。
サイズは丁度だな。行くぞ」
名無し「はい。ってどこにですか?」
土方「隊士達に話さなきゃならないだろ。ついでに自己紹介しろ」