真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第23章 真選組の新隊士
辻君は上京してきてまだ日が浅いらしい。
ということで見廻りを兼ねて街案内をすることにした。
名無し「この辺りを見廻りするの」
秋夜「歌舞伎町って賑やかなところですね」
辻君は新しい土地に来て興奮しているのか目を輝かせながらきょろきょろと街を見ている。
名無し「せっかくだしちょっと休憩していこっか」
秋夜「はいっ!」
私達は近くの団子屋に入った。
秋夜「ここの団子、めっちゃ美味しいですね!!」
名無し「でしょー!私のお気に入りのお店なんだよね!」
辻君が嬉しそうに団子を食べる姿を見て私まで嬉しくなる。
名無し「そういえば辻君っていくつなの?」
秋夜「今16です」
名無し「私と同い年じゃん!」
秋夜「そうなんですか!?名無しさん、年上だと思ってました」
名無し「私も年下だと思ってた」
思いがけない偶然にお互い笑う。
名無し「ならさん付けで呼んでくれなくて良いよ!同い年なんだし」
秋夜「え、でもそんないきなり…」
名無し「いいのいいの!私も秋夜って呼ぶから!同い年の隊士いなかったからなんだか嬉しいや。
一番歳近いの総悟だけど総悟とも2つ離れてるからさ」
秋夜「そうだったんですか」
名無し「そう。あ、あと敬語もいらないよ?」
秋夜「えぇっ!?」
秋夜は更に驚いた顔をする。
名無し「まぁ徐々に慣れてくれたら良いよ。その方が仕事も教えやすいしね」