真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第21章 真選組の年越し
名無し「何だったの、今の?」
席に着いた総悟を見ながら問いかけた。
総悟「何ってそのままの感想でさァ。ザキより俺の方が断然名無しに似合ってるんでィ」
頬杖を付いて話す総悟に少し違和感を感じた。
名無し「もしかして…総悟妬いてるの?」
総悟「なっ!?」
総悟は目を見開いて信じられないという表情をした。
総悟「名無しは幸せ者ですねィ、そんな風にとらえられるなんて」
名無し「どういうこと?」
総悟「俺は"飼い主"として名無しに似合ってるって言ったんでさァ。勘違いしないでくだせぇ」
名無し「何それ!私総悟の犬じゃないしっ!!」
思わず立ち上がる。
総悟「はいはい、お座り」
それを見た総悟は右手の人差し指を立てて私に指示を出す。
名無し「うぅ…だいたい総悟ってば!…」