真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第21章 真選組の年越し
私達はザキのおすすめのそば屋にやってきた。
大晦日のそば屋というだけあって混んでいた。
ザキ「おばちゃん!掛けそば四人前ちょうだい!」
注文を終えてすぐに総悟が立ち上がった。
総悟「ちょいと厠に行ってきまさァ」
それと同時に土方さんの携帯が鳴った。
土方「悪ぃ、電話だ」
そういって一旦店を出た。
ザキと話しているとすぐに掛けそばが四つ運ばれてきた。
おばちゃん「あら退ちゃん!可愛い女の子連れて!彼女さんかしら?」
彼女っ!?
ザキ「違うよおばちゃん!///同じ真選組の隊士だよ」
ザキが慌てて訂正する。
おばちゃん「あらそぅなのぉ?あんまりにもお似合いだったから彼女さんかと思ったわぁ」
総悟「そうですかィ?俺の方がお似合いじゃあないですかィ?」
突然私の顔を覗き込むようにする総悟に驚いたと同時にあまりにも顔が近くて恥ずかしくなる。
総悟「ね、おばちゃん?」
そば屋のおばちゃんに向けたその笑顔はおばさまキラー効果があったようだ。
おばちゃんは一瞬固まって、「何て男前なのかしら!真選組にこんなにかっこいい子がいたなんて!」
と興奮しながら厨房に戻って行った。