真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第19章 真選組のクリスマス
【総悟side】
ススっ―――――――――
隣から聞こえる障子を閉める音。
それを聞いてから俺は部屋を出る。
パトカーを除くとクソバカマヨラーは煙草を吸いながらぼーっとどこかを見ていた。
ガチャ―――――――――
土方「今度はてめぇかよ」
総悟「ちょいと確かめてぇことがありやしてね」
土方「なんだ」
総悟「何でわざわざあんな事したんでィ?」
土方「………さぁな。我慢の限界だったんだろ」
総悟「名無しに振らせるためですよねィ?」
土方「何言ってんだ、お前は…」
総悟「俺の為ですかィ?んなの頼んでねぇんでさァ」
土方「ばーか、誰がてめぇの為に好きな女に振られなきゃなんねぇんだよ。
俺がもう辛かったんだよ。いっそ振られてらくになりたかった。それだけだ…」
総悟「………。土方さんってやっぱり嘘つくの下手ですぜ」
ガチャ―――――――――
俺はそう言い残してパトカーを降りた。
土方「どのみち名無しはオメェが好きなんだぞ、総悟…」