真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第19章 真選組のクリスマス
名無し「ん…寒っ…あれ寝ちゃってたんだ…」
いつの間に寝てたんだろう。
あまりの寒さに目が覚めた。
外はまだ真っ暗。
それもそのはず。まだ2時だからだ。
名無し「えらく寒いと思ったらあいてるじゃん」
部屋が寒かったのは障子が少し開いていて隙間風が吹き込んでたからみたい。
まだ眠りたい体を起こして障子に手を伸ばす。
その時隙間から見えた光景に目を奪われた。
名無し「雪だっ!」
障子を開けるとそこは月明かりに照らされて一面雪の銀世界だった。
急いで着物を羽織って縁側に飛び出した。
名無し「綺麗…」
いつの間に積もったんだろ。帰ってきた時は雪なんて降ってなかったのに。
縁側に腰を下ろした。
ススっ―――――――――