真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第19章 真選組のクリスマス
名無し「はぁい、名無し落ち込みましたぁ!」
土方「何でだよ!クリスマスに俺と過ごせんだ。ありがてぇと思え!」
名無し「何言ってんのかな、この人。いつからそんなに自信過剰になったんですか?」
土方「俺はありがてぇけど…」
名無し「何か言いました?」
土方「何も言ってねぇよ…」
土方さんからのプレゼントとは「俺と仕事だ!」だった。
何がプレゼントよ!!
よりによってクリスマスに仕事とか…
名無し「はぁ〜」
溜め息をつきながら助手席にもたれる。
土方「溜め息つくなよ」
名無し「あ、すみません」
土方さんは私と同じように溜め息をついた。
まぁ別にクリスマスに仕事するとか、土方さんと仕事するのが嫌な訳じゃない。
ただ…………
名無し「寒い中外に出るのが嫌なんです!!」
土方「は!?何だいきなり!!」
名無し「あっ…」
つい…。
土方「何だよ。しゃあねぇなぁ。じゃあ肉まんでも買ってやるよ」
名無し「え!ほんとですか!?」
土方「俺も寒いしな」
名無し「やったぁ〜!」
肉まん1個でテンション上がるって、私も単純だなぁ。