真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第17章 真選組の子供達
土方「おい、お前らの事が分かったぞ」
しばらくして土方さんが帰ってくる。
土方「うわっ、ゴリラっ!?」
名無し「近藤さんですよ…」
土方さんは大層驚いたようにゴリラの近藤さんを見る。
近藤ゴリラ「トシ〜(泣)」
土方「近藤さんは意味が分からないが、これらはおそらく"若返り病"だ」
総悟「そのままじゃないですかィ」
若返り病?聞いたことないな。
土方「最近攘夷浪士が密輸したものらしいんだが、見た目はまんじゅうだが中のアンコに体が若返ってしまうウイルスが入っているらしい」
ん?心当たりあった…
近藤ゴリラ「まんじゅう!?」
名無し「それって…」
土方「お前らが昨日食べていたのがそうだろう…」
総悟「最悪でさァ…」
えぇぇぇぇぇ!?まんじゅうのせいだったの!?
名無し「すみません、私のせいで…」
近藤ゴリラ「いやいや!名無しが悪いわけじゃないからな!」
近藤さんが優しくなだめてくれる。
土方「そのまんじゅうどこで手に入れたんだ?」
名無し「屯所の前です」
私が答えた瞬間部屋が静まり返った。
土方「んなもん、罠に決まってんだろーが!!」
名無し「ええええええ!!?」
何で!?
すると総悟が小声で話す。
総悟「屯所の近くに置いてある見慣れないものには触れるなって暗黙の了解でさァ。
こういうふうに攘夷浪士に狙われるのはよくあるんでィ」
名無し「それで…すみません、知らなくて…」