真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第17章 真選組の子供達
名無し「ってちょっと待ったぁぁぁ!」
近藤さんと土方さんが驚いたように私を見る。
名無し「総悟、あの時一緒にいたじゃん!!」
土方「あぁ?テメェ、一緒にいて止めなかったのか!?」
総悟は口笛を吹きながら外を見ている。
土方「おい、聞いてんのかテメェ…?」
土方さんが総悟の胸ぐらを掴む。
近藤「トシ!やめておけ、仮にも今は子供だ。優しくしてやれ」
土方さんは軽く舌打ちをして総悟から手を離した。
総悟「だから言ったじゃないですかィ。『爆弾でも入ってるんじゃないですかィ?』って」
あ、言ってた…
名無し「すみません、やっぱり私が…」
私が頭を抱えると土方さんからピキッと音がなった。
土方「んなので伝わるかぁぁ!!そんで結局はおめぇも食ってたじゃねぇか!!
何が子供だ!見た目は子供でもあいつの頭脳は総悟だぁぁ!斬る!!」
キレた土方さんを近藤さんが必死で止める。
総悟「話はまだ終わってませんぜ?」
総悟の言葉で土方さんが冷静を取り戻す。
土方「どういう意味だ?」
総悟「こんな事もあろうかと、まんじゅう屋の屋台に追跡装置を付けておきやした」
総悟は子供の顔とは思えない黒い笑みを浮かべている。