真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第15章 真選組の秋祭り
【??side】
祖母「おいで、これをあげよう」
??「おばあちゃん、これなぁに?」
私はキラキラしたブレスレットに目を奪われた。
祖母「これは一つだけ願い事を叶えてくれる不思議なブレスレットなのよ」
??「ねがいごと?」
祖母「そう。腕につけて強く願えばなんでも叶えてくれるの。」
??「わぁ!!おばあちゃんもおねがいごとしたの?」
祖母「ええ。あなたが生まれる時にね。元気な赤ちゃんが生まれますようにって。」
??「私、げんきだよ!」
祖母「えぇ。私の願い事叶ったわ。だから今度はあなたの番。いい?壊してしまったら願い事は叶わなくなってしまうから気をつけるのよ」
??「うん!!」
数ヶ月後、両親が亡くなった。
事故だった。
小さかった私は迷わずブレスレットをはめて両親を返してと願った。
だけどブレスレットは人の生死に関わることは叶えてくれなかった。
??「どうして…なんでもかなえてくれるんじゃなかったの!?
おかあさんとおとうさんのいないせかいなんてやだ!
べつのせかいにいきたいよ…」
そのときブレスレットが光った。
どうやら、ブレスレットは私が呟いた『べつのせかいにいきたい』という願いを叶えてくれたみたい。