真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第15章 真選組の秋祭り
あの日お母さんに頼まれてりんご飴を買いに行ったんだ。
そのとき道で女の子とぶつかって―――――――――
名無し「あの、ごめんね!ちゃんと前見てなかったせいで!!」
??「うぅ、違うの…」
名無し「??」
??「私、戻って来たのね…」
戻ってきた…?何かあったのかな?
名無し「とりあえず、そっち行こうか。ここじゃ人が出入りして危ないから」
私は女の子をつれて石段に座る。
名無し「落ち着いた?」
泣き止んだ女の子の顔をのぞき込んで問いかける。
??「うん」
名無し「お母さんとはぐれたの?探すの手伝うよ?」
??「ちがう…」
困ったな…
??「私いくつに見えますか?」
突然の質問に少し驚く。いくつ?
名無し「えっと…7歳?」
??「やっぱりそうなんだ…」
どういう事だろ?
??「私、本当は26だったの」
名無し「????」
??「そうなるのも仕方ないわよね。今あなたの目の前にいるのは7歳児ですもの」
確かに口調は大人っぽいけど…何かのドラマのセリフとか?
名無し「どういう事?」
??「私別の世界で生きてたの」
「?」
??「私、祖母から不思議なブレスレットをもらったの」