真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第3章 歌舞伎町
どうしよう、私刀持ったこともないのに!
あれから屯所内の道場に連れられて今目の前には逆刃刀を持った沖田さんがいる。
沖田「そっちから来ないなら行きやすぜ」
沖田さんは少し間を取って刀を振り下ろしてくる。
間一髪でそれを受け止める私。
やっぱりこの感じ、おじさん達と戦った時と同じだ。
相手の動きが見える。
それに呼応するように体が動く。
キーンっ―――――――――
刀と刀がぶつかる音。
さっきから沖田さんの攻撃を防ぐことは出来る。
だけど一向にこちらに攻撃させる隙を与えてはくれない。
さっきのおじさん達より強いっ。
名無し「くっ……!」
沖田「なかなかやりやすねぇ。やっぱり只者じゃないですねィ」
だんだん壁に押されてる。
私は勢いよく、沖田さんの刀を弾く。
沖田さんが少し後ろに下がった隙に背後の壁を蹴って宙をとぶ。
これでっ!!
思いきり刀を振り下ろした。
カキンッ!―――――――――
「はい、終了ー」
私の刀を止めたのは沖田さんでは無かった。