真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第13章 真選組の慰安旅行
目が覚めると総悟と土方さんがいた。
あれ、何で私の部屋に…?
その時私の腰に回っている土方さん腕を見てはっとする。
違う、部屋じゃない。
昨日、あのまま土方さんと一緒に寝ちゃったんだった!
総悟の顔が少し引きつってる…?
名無し「土方さんごめんなさい!ついうっかり…あのまま…」
土方「気にするな、名無し暖かかったし」
名無し「ちょっ…///」
総悟は俯いていて表情は見えないものの溢れ出るオーラで怒っているのが分かった。
何でそんなに怒ってるのっ!?
土方「それにしても可愛かったな。俺にトントンってされたらすぐに寝ちまったしよォ」
名無し「土方さん!どうしたんですか!?そんな事言うなんてらしくないで…」
総悟「名無し…」
私が話すのを遮るように総悟が唇を重ねた。
土方「なっ…」
名無し「んんっ!?」
総悟「…………っはぁ、…俺部屋に戻りまさァ」
私は自分の口を抑えて土方さんを見た。
土方さんは驚いた様子で総悟を見ている。
総悟「そうだ、今日のは酔った勢いじゃないんでさァ」
それは私にかけられた言葉だったが、同時に土方さんにも送った言葉だったようだ。
それは土方さんの表情を見ればすぐに分かった。