• テキストサイズ

真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第13章 真選組の慰安旅行


土方「『今日のは』か…………」

名無し「土方さん!今のはその…」

土方「お前ら付き合ってるのか?」

な、何でそんな事…やっぱり昨日から変だよ、土方さん。

名無し「や、やだなぁ!付き合ってないですよ!土方さん変ですよ!?」

土方さんの表情は未だ暗いまま。

どうしよう…総悟がいきなりキ、キスなんかするからっ!

土方「そりゃ変にもなるだろ。好きな女が目の前で他の男とキスしたらよォ…」

名無し「土方さん……」

土方さんはふぅっと長く息を吐いた。

土方「名無しは誰の事が好きなんだ?」

ドクンッ―――――――――

その言葉に反応するように心臓が大きく鳴った。

誰が、好き…?

そんな事考えた事も無かった……

だ、れが…

土方「…………悪ぃ、ちょっとイジメ過ぎた…頼むからそんな顔するな」

土方さんは優しく私の頭を撫でると自室に戻って行った。

私、自分の気持ちが分からない…

土方さんは私に好きって言ってくれた。

凄く嬉しかったけれど…

総悟に触れられたりキスされると自分が自分じゃないみたいにドキドキする…

これが"好き"って事なのかな…?
/ 356ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp