真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第13章 真選組の慰安旅行
【土方side】
何してんだ、あいつ…
さっきから名無しは1人で表情をコロコロ変えている。
ふと名無しの膝元を見ると総悟が横になって寝息をたてていた。
まただ…名無しと総悟が親しげにしてるのを見てると胸が裂かれるような感覚に陥る。
昨日の浜辺での2人の様子、今日の肝試しの時にこっそりと手繋いでた事。
全部が俺の心を締め付けてくる。
はぁ、俺名無しが好きだったのか…
でももう遅いのか…?
昼間、総悟が言っていた事を思い出す。
土方「宣戦布告、か…」
ザキ「何か言いました?」
立ち上がって総悟の元に向かって歩く。
土方「っと…」
名無し「わっ、土方さん?」